でんしゃでGo!はじめての「Nゲージ」(鉄道模型)入門ガイド

~ これから鉄道模型(Nゲージ)を始めたい方の入門ガイド ~
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Nゲージ入門編
Nゲージ用のパワーパック・パワーユニットについて
Nゲージ用のパワーユニット・パワーパックの選び方
TOMIX (トミックス) の「パワーユニット」について
KATO (カトー) の「パワーパック」について
乾電池・低電圧仕様の簡易パワーパックについて
異なるメーカー同士の接続方法について

Nゲージ用のパワーユニット・パワーパックの選び方

パワーパック (パワーユニット) は、レールに電気を流し室内灯の点灯や動力車の速度を調整したり、ポイントなどの制御機器などに電源を供給します。

パワーユニット (トミックス)
パワーパック (カトー)
(画像出典:Amazon) 

はじめて購入する場合は、動力車を1~2両同時に走らす事ができる電流 (1A / 1000mA) が流せる、以下の「10,000円前後」のパワーパックをおすすめします。

今後、車両に室内を組み込んだり、安定走行させるにはある程度の電流が必要になり、パワーパック自体なかなか故障せず、長く使うものでいので、将来性を考えると「スタンダードクラス」をオススメします。

消費電力の目安 (筆者調べ)
動力車  0.5A (500mA) ~ 0.03A (30mA) ※1 
 LED前照灯・尾灯   0.01A (10mA) ~ 0.03A (30mA)
LED室内灯  0.01A (10mA) ~ 0.03A (30mA) ※2
※1: 旧型の動力車は消費電力が高いものがあります
※2: 電球式の室内灯の場合、最大 0.06A (60mA)

上記を合計した消費電力がパワーユニット・パワーパックの定格電流値を超えると内部の安全装置 (ブレーカー) が働いて使用できなくなったり、車両の出だしがギクシャクしたり安定して走行させることが出来ません。

また、基本的には使用する同じメーカーのパワーパックを購入される事をおすすめします。はじめてNケージをご購入される形は、コネクターの形状やレールへの接続方法が各社違うため、購入するメーカーのレールに合わせて購入してください。

D.C.フィーダーN (トミックス)
フィーダー線路 (カトー)
(画像出典:楽天市場) 

なお当サイトでは、制御機・レールのメーカーが異なる場合の接続方法について、「異なるメーカー同士の接続方法について」にてご紹介しています。

また、高級機 (N-S2-CL など) になるとマスコンタイプ、走行音、汽笛など音が出るといったものもあります。

TCSパワー&サウンドユニット N-S2-CL (トミックス)
(画像出典:Amazon)

実際にこの機材を使って、実車に合わせた効果音に切り替えて、私の手持ちの車両を走行させた動画 (YouTube) を当サイト内の「【Nゲージを楽しむ編】 レンタルレイアウト(貸しレイアウト)を楽しむ。」で多数公開していますので、ぜひご覧ください。

(115-1000系近郊電車(コカ・コーラ塗色) + EF63形電気機関車 @ 碓氷峠)


TOMIX (トミックス) の「パワーユニット」について

次節「TOMIX (トミックス) の「パワーユニット」のラインナップついて」では、以下のTOMIX (トミックス) の「TCSパワーユニット N-600」、「TCSパワーユニット N-1001-CL」、「TCSパワーユニット N-DU101-CL」、「TCSワイヤレスパワーユニット N-WL10-CL (グレー/レッド/ブラック)」、「TCSパワーユニット N-DU202-CL」、「TCSパワー&サウンドユニットN-S2-C」の6機種の比較・詳細について動画などで詳しくご紹介しています。

TOMIX (トミックス) の「パワーユニット」のラインナップついて

TCSパワーユニット
N-600
TCSパワーユニット
N-1001-CL
TCSパワーユニット
N-DU101-CL

TCSワイヤレスパワーユニット
N-WL10-CL
TCSパワーユニット
N-DU204-CL
TCSパワー&サウンドユニット
N-S2-CL
(画像出典:Amazon) 

KATO (カトー) の「パワーパック」について

次節「KATO (カトー) の「パワーパック」のラインナップついて」では、以下のKATO (カトー) の「パワーパック スタンダードS」、「パワーパック ハイパーDX」、「ECS-1 運転台形コントローラー」の3機種の比較・詳細について詳しくご紹介しています。

KATO (カトー) の「パワーパック」のラインナップついて

パワーパック
スタンダードS
パワーパック
スタンダードSX
パワーパック
ハイパーDX
運転台形コントローラー
ECS-1
(画像出典:Amazon) 

乾電池・低電圧仕様の簡易パワーパックについて

次節「乾電池・低電圧仕様の簡易パワーパックのラインナップについて」では、乾電池・低電圧仕様の以下の簡易パワーパック、TOMYTEC (トミーテック) の「鉄コレ式制御器シリーズ」、「国鉄101系運転台型コントローラーDX」、プラッツの「ミニコントローラー」について動画等で詳しくご紹介しています。

乾電池・低電圧仕様の簡易パワーパックのラインナップについて

鉄コレ式制御器シリーズ
(トミーテック)
国鉄101系運転台型コントローラーDX
(トミーテック)
nanoGauge ミニコントローラー
(プラッツ)
(画像出典:Amazon) 

異なるメーカーの接続方法について

前出の「主要Nゲージメーカーのレールの違いと特徴」で説明しましたが、基本的にTOMIX (トミックス) とKATO (カトー) は、レールについては全く互換性がなく、電源を供給するDCフィーダーなどコネクター形状が全く違うため、同一メーカーのパワーパック (パワーユニット)を購入するのが無難です。

D.C.フィーダーN (トミックス)
フィーダー線路 (カトー)
(画像出典:Amazon) 

KATO (カトー) の「パワーパック」を使用してTOMIX (トミックス) の「レール」(ファイントラック)を接続する際は、以前は両社のDCフィーダーを切断し、加工して接続していました。ただし、接続部を適切に処理しないと、発熱による発火のリスクがあるため、初心者の方にはお勧めできません。

(接続部は、ハンダで接着後に耐熱チューブで保護しています)

最近はこのような工作をしなくても「TOMIX」(トミックス) と 「KATO」(カトー) の変換ケーブルが「コスミック」から発売していますので利用するのがとても便利です。

変換フィーダーコード (コスミック) JUMPコード変換コネクタ (コスミック)
(画像出典:Amazon)

この変換ケーブルを利用して、TOMIX (トミックス) の「パワーユニット」にKATO (カトー) の「レール」(ユニトラック) を接続したり、KATO (カトー) の「パワーパック」にTOMIX (トミックス) のレール (ファイントラック) を接続する方法を紹介します。

「パワーパック」(KATO) と「ファイントラック」(TOMIX) との接続

カトー
トミックス
パワーパック (KATO) 変換フィーダーコード (コスミック) ファイントラック (TOMIX)
(画像出典:Amazon)

変換フィーダーコード (コスミック)
こちらで販売中

コスミック CA-F22T 変換フィーダーコード

「パワーユニット」 (TOMIX) と 「ユニトラック」 (KATO) との接続

トミックス
カトー
パワーユニット(TOMIX) JUMPコード変換コネクタ (コスミック) ユニトラック (KATO)
(画像出典:Amazon)

JUMPコード変換コネクタ (コスミック)
こちらで販売中

コスミック CA-J22T JUMPコード変換コネクタ

(「詳細」をクリック・タップすると「コスミック公式サイト」で詳細情報が確認できます)
メーカー 品番  商品名 (リンク先は 楽天市場)
コスミック CA-F22T  変換フィーダーコード (KATO製パワーパック - TOMIX製レール)  詳細 
CA-J22T  JUMPコード変換コネクタ (TOMIX製パワーユニット - KATO製レール)


TOMIX (トミックス) の「パワーユニット」のラインナップついて 
最初に何を揃えたらいいんだろう?(レール)

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