初心者による、初心者のための
「クラブミュージック」・「クラブジャズ」入門ガイド♪

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【現在、このサイトはリニューアル中です】


クラブミュージック・クラブジャズ、良質な音楽との出会い♪

  当サイトは、クラブのパーティでDJがプレイするテクノやハウスと言った「クラブミュージック」の曲や、
  70年代にロックとジャズの融合し「フュージョン/クロスオーヴァー」の流れ汲む「クラブジャズ」について
  紹介しています。

  これらの音楽は、世界で実験的で革新的な音作り、DJ、クリエーター達が常に新しい試みへの
  アプローチをし続けています。最近は新しいムーブメントとして、「ボーダーレス・サウンド」、「原点回帰」などが
  上げられます。また、J-POPシーンへも「Perfume」(中田ヤスタカ)を始め、DJによるプロデュースも進んでいます。
 
  このサイトでは主に

  ■ クラブなどでかかるアッパー系の踊れるような「クラブミュージック」(主にHOUSE、フロア系)
 
  ■ カフェや部屋で、お茶を飲みながらまったり聴けるような「クラブジャズ」(ラウンジ系)


  を中心にチョイスしてみました。

  ジャンルや楽曲に幅があり、非常に聴きごたえがあります。色々と皆さんに知って頂きたく、
  本サイトを立ち上げたしだいです。このサイトを訪れた多くの方が、一生付き合えるアーティスト、
  作品に出会えることを願っております。

  今のところ、国内のアーティストで精一杯ですが、今後海外のアーティストも増やそうと思っています。
  個人的に、あまり商業的な音楽は好きではないです。流行りの音楽をダウンロードするだけ、レンタル店で
  CDを借りてCD-Rに焼くだけとい事はしません。出来るだけ、CDを購入しています。



 かんたんジャズ入門 〜キーワードは、「70年代、フュージョン」〜

  クラブジャズの原点である「「ジャズ」は、白人と黒人の音楽が唯一混合した音楽です。
  米国南部ニューオリンズのダンスホールで、バンドが即興で演奏したのが始まりだと言われています。

  ジャズの歴史は一世紀以上あるので、ここでは簡単に説明します。(詳しくは専門書をお読みください)

  70年代になると「ロック」に押され気味になり、名トランペッターのマイルス・デイビスが電化サウンドの
  導入など、他のジャンルとの「融合」したジャズ、「フュージョン」(当時はクロスオーヴァーとも言われた)
  の先駆けとなりました。 (当時、他のジャズマンからは、かなり不評を浴びたようですが・・・。)

  この流れに乗って、チック・コリア、ジョー・ザヴィエル、スピーディー・ワンダーなど多くのキーボード奏者が
  活躍し、更に「ジャズ」をクリエイティブに進化させました。現在もクラブ系アーティストを中心に、ジャズ、
  ブラジリアン、ファンク、ソウル、レゲエ、ラテンなどのジャンルと融合しながら、更に音楽としての発展、
  成熟化が進んでいます。


まずは聴いてほしい、歴史的名盤2作品(^o^♪

  「ジャズ」というと 「古い」、「難しい」などというイメージで敬遠する人は多いと思いますが(私もそうでした)
  まずは、チック・コリアの『リターン・トゥ・フォーエヴァー』

  もう一枚は、今やスタンダード化している「バードランド」を生み出したジョー・ザヴィエル率いるウェザー
  リポートの『ヘヴィー・ウエザー』。 この2枚が出会わなかったら、ジャズは聞かなかったでしょうね(^_^;) 


「リターン・トゥ・フォーエバー」 / チック・コリア [リマスター]

Return to Forever


【プレビュー】
 フュージョンの先駆的な作品といってよいリターン・トゥ・フォー
 エバーのデビュー作。

 「牧歌的な」心地よさを全編にたたえた透明感の高い作品です。
 3曲目は非常に心地よいTrackです。 

【主な収録曲】:全4曲
 3: What Game Shall We Play Today

 【バイオグラフィー】

  1941年6月12日米国マサチューセッツ州チェルシー生まれ。ジャズ・ピアニスト。

  67年から70年にかけてスタン・ゲッツとマイルス・デイヴィスのバンドで演奏。独立後結成した4人組のサークルは失敗に終わったが、
  72年に結成したリターン・トゥ・フォーエヴァーが大成功、一躍時代の寵児となる。その後はアコースティック・トリオ、エレクトリック・バンド、
  クラシック・プロジェクトと多彩な活動を展開。ストレッチ・レーベルのオーナーでもある。
          (「CDジャーナル」より引用)



「ヘヴィー・ウエザー」 / ウェザーリポート [リマスター]

ヘヴィー・ウェザー


【プレビュー】
 ウェザーリポートもフュージョンの先駆者的存在です。
 もはやスタンダードとなった「バードランド」は、当時のジャス・
 シーンにの衝撃を与えました。

 キーボード奏者のジョー・ザヴィヌル、ベーシストのカリマス、
 ジャコ・パストリアスの神業的演奏、スペシーなサウンドは、
 必聴ですよ♪

【主な収録曲】:全8曲
 1: バードランド  6: パラディアム
 【バイオグラフィー】

  1970年12月、ジョー・ザヴィヌル(key)、ウェイン・ショーター(sax)、ミロスラフ・ヴィトウス(b)を中心に結成、85年解散。
  71年、デビュー・アルバム『ウェザー・リポート』を録音。ザヴィヌル、ショーターという共にマイルス・デイヴィス・グループの卒業生である
  二人が、マイルスの示唆した新しいジャズの方向性を最高の形で具現化し、70〜80年代を通じてジャズ/フュージョン・シーンに最も
  大きな影響を与えた。
                                        (「CDジャーナル」より引用)




Roots of "クラブジャズ"

アシッド・ジャズ 〜ジャズで踊る〜

【アシッド・ジャズって?】
 「アシッド・ジャズ」は、ソウル、ファンク、ヒップ・ホップなどから影響を受け、
 80年代の英国クラブシーンで誕生しました。現在は下火となりましたが、
 「ジャズで踊る」というムーブメントは、日本のクラブシーンにも多大な影響を
 与えました。

 そして、60、70年代のマイナーなジャズ・ファンクの音源が発掘され、多くの
 クラブで プレイされ、「レア・グルーヴ」というムーブメントも誕生しました。

 「アシッド・ジャズ」で商業的にもヒットしたブラン・ニュー・ヘヴィーズのこの
 ジャケットは、某クラブに飾られています。

「Trunk Funk」 / Brand New Heavie

Trunk Funk the best of


【プレビュー】

 ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(BNH)をサクっとし知るには、選曲が
 いいこの編集盤がオススメです。初期はかなりブラックなソウル
 で「ドヨ〜ン」した感じもいいですが、中盤の華麗なダンスミュー
 ジックに変化していきます。でも90年代後半は、マンネリ化と
 いうか急速に失速した感があります。

【主な収録曲】:全18曲
 全曲試聴は、こちら (Amazon)へ 。

 



「Brother Sister」 / Brand New Heavie 

Brother Sister


【プレビュー】
 
彼らの代表曲になった「Dream on Dreamer」が収録された、
 4rd.。この頃になるとスタイリッシュなダンスミュージックとなり、
 かなりお洒落です。当時は、洋楽の一枚として聴いていたんで
 すが、ドライブ時のBGMとしてもいいですね。

【主な収録曲】:全18曲
 UK盤・全曲試聴は、こちら (Amazon)へ 。
 US盤・全曲試聴は、こちら (HMV)へ 。

 (左はUK盤ジャケットです、右のUS盤とはジャケットと曲順が異なります) 



「Return Of The Space Cowboy」 / ジャミロクワイ 

スペース・カウボーイの逆襲 デビュー20周年記念エディション


【プレビュー】
 ジェイ・ケイ率いるジャミロクワイ。 今は完全にデジタルに移行
 してしまいましたが、当時は生音で70sスタイルのファンク・グル
 ーヴを確立したグループの一つだと思ってます。

 1st.は、生音のジャズ・ファンクでしたが、2rd.のこのアルバムは、
 エレクトロの要素が加わり、クールなアレンジが冴える名盤です。

【主な収録曲】:全12曲
 全曲試聴は、こちら (ソニー)へ 。




「Travelling Without Moving」 / ジャミロクワイ

Travelling Without Moving


【プレビュー】
 3rd.アルバムの「Travelling Without Moving」にオープニングを
 飾る"Virtual Insanity"は、PVを含めてカッコいいです。
 邦題は、「ジャミロクワイと旅に出よう」でした、フェラーリの
 エンジン音から始まり、90年代のダンスミュージックを代表する
 一枚ですね。当時は、このアルバムは日本でも大ヒットしました。

【主な収録曲】:全14曲
 全曲試聴は、こちら (ソニー)へ 。





「Tribes Vibes & Scribe」 / インコグニート

トライブス、ヴァイブス スクライブス


【プレビュー】

 BNHと同時期に活躍したブルーイ率いる、インコグニート。
 ジャズ・ファンクにジャズ、R&B、フュージョンの要素を加えたこの
 アルバムは、リスニング的にも高い完成度を誇ります。
 4曲目のスティービー・ワンダーのカバーは傑作です!
 
 ブルーイは、プロデューサーとしても有能で、ヴォーカルに後に
 ソロでプロデュースするメイザ・リークを起用しています。
 (日本でも、嶋野百恵さんのプロデュースしています)

【主な収録曲】:全11曲+日本盤のみボーナストラック3曲
 全曲試聴は、こちら (HMV)へ 。





ハードバップ・ジャズなど 〜温故知新〜


「The Roar Of 74」 / バディ・リッチ

Roar of 74


【プレビュー】
 このジャケットに一目惚れしました、これ、一応ジャズのCDなん
 ですよ(^_^;) ビックバンドのドラマー兼バンマスをしているバディ・
 リッチの作品です。

 1曲目の「Nutville」から、アフロ・ビート炸裂!
 5曲目の「Time Check」なんて、4つ打ちだし!
 これは、正直カッコ良すぎます(≧∇≦)b

【主な収録曲】:全8曲
 全曲試聴は、こちら 。




「Curtis Fuller Vol.3」 / カーティス・フラー

カーティス・フラー Vol.3


【プレビュー】
 渋〜い、トロンボーンを聴かすカーティス・フラワー。
 本作品は、トランペットとも相性がよく、ピアノにソニー ・
 ロニンズが参加し、見事に調和が取れた作品。
 つい何度も聴いてしまう、ハード・バップの名作です。

【主な収録曲】:全6曲
 全曲試聴は、こちら (HMVへ)。






「Orgy In Rhythm Volume Two」 / アート・ブレンキー 

Orgy in Rhythm 1 & 2


【プレビュー】
 ドラムの強烈なナイアガラ・ロールで有名な名ドラマー、
 アート・ブレンキー。

 本来なら「Moanin’」を紹介すべきだろうと思うのですが、
 ちょっと私にはお上品すぎて・・・。
 (モダン・ジャズファンの方、ゴメンなさい)
 パーカッションとのハドルは聴き所です!

【主な収録曲】:全8曲
 全曲試聴は、こちら (HMVへ)。



「Root Dowm」 / ジミー・スミス

ルート・ダウン


【プレビュー】

 ジャズって、「管」が主役の場合が多いのですが、
 オルガンプレイヤーのジミー・スミスのライブ盤です。

 ファンキーなハモンド・オルガンプレーは正直、最高に
 クールです。ジャズ・ロックが好きな方にもオススメです。

【主な収録曲】:全7曲
 全曲試聴は、こちら (HMVへ)。



「Horace Silver Trio & Art Blakey Sabu」 / ホレス・シルヴァー

ホレス・シルヴァー・トリオ&アート・ブレイキー、サブー


【プレビュー】

 よく須永さんのミックスCD出てくる「ハード・バップ」という
 ジャズ形式、複雑なコード進行のジャム・セッションを言う
 ものだと思うのですが、言葉でかけません。ですが、この
 作品を聴くと何となく分かります。「ハード・バップ」という
 ムーブメントを牽引した前出のアート・ブレンキーとホレス・
 シルヴァーの定番・名盤です。

【主な収録曲】:全12曲
 全曲試聴は、こちら (HMVへ)。




「My Favorite Things」 / ジョン・コルトレーン

マイ・フェイヴァリット・シングス( 2)


【プレビュー】

 1曲目の「マイ・フェイバリット・シングス」を聴くと、「そうだ、
 京都と行こう。」と思ってしまう。日本のわびさびに通じる
 ようなメロディーライン、感動です。

【主な収録曲】:全4曲
 全曲試聴は、こちら (HMVへ)。




「The Jazz Messengers」 / ザ・ジャズ・メッセンジャーズ

ザ・ジャズ・メッセンジャーズ 5


【プレビュー】

 前出の「ハード・バップ」を代表するプレイヤー、アート・
 ブレンキーとホレス・シルヴァーが在籍した、伝説のバンド
 です。ぜひ、聴いときたい一枚です。

【主な収録曲】:全12曲
 全曲試聴は、こちら (HMVへ)。



「Byrd In Flight」 / ドナルド・バード 

バード・イン・フライト


【プレビュー】

 このアルバムも「ハード・バップ」を代表する一枚。
 ファンキーなトランペットを聴かせるのドナルド・バード
 の名演が冴えます。このアルバムを起点として70年代
 はフュージョン路線で変わっていく、天才肌のプレーヤー
 です。

【主な収録曲】:全6曲
 全曲試聴は、こちら (HMVへ)。



フリーソウル系 (黒人ポピュラーミュージック)

 -準備中です-




影響を与えたアーティスト


「Affinity」 / アンフィニティ 

Affinity


【プレビュー】
 ブラスサウンド、イカしたハモルド・オルガン、プログレッシブ・
 ロックなどなど、様々なテイストをミックスしたバンドです。
 分類的にはジャズ・ロックと入り、1970年のデビューアルバム。

 ヴォーカルもパワフルで、ホーンセクションがカッコいいです。
 ボーナストラックには、当サイト「名盤・定番☆洋楽CD入門
 ガイド
」でも紹介しているローラ・ニーロ、ビートルズと言った
 カバー曲も収録されており、聴き応ごたえのある作品です。

【主な収録曲】:全15曲
 全曲試聴は、こちら (HMVへ)。




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